今日は、中長期的視野の重要性についてのお話です。
まずはじめに、この言葉をご紹介します。
『遠きをはかる者は富み、近くをはかる者は貧す。』
これは、二宮尊徳さんの名言です。
そして、次のように続きます。
『それ遠きをはかる者は百年のために杉苗を植う。
まして春蒔きて秋実るものにおいておや。
故に裕福なり。
近きをはかる者は、
春植えて秋みのるものをもなお遠しとして植えず、
ただ眼前の利に迷うて蒔かずして取り、
植えずして刈り取ることのみ眼をつく・・・
富と貧とは、もと遠くへだつるものにあらず。
ただ初めに少し隔てあり。
このわかれ目においてよくよく思案を行えば何人も裕福成就』
近くをはかる = 目先の「利益」
ばかり追っていますと必ず貧すことになるということです。
この名言はそのまま株式投資にも通じ、
やはり、遠き(中長期)をはかって
種蒔き(投資)をすることが重要ですね!
これは、お金の話だけでなくいろんなことを学ぶ時も
目先(短期)で考えると目先の結果ばかり考えて
思うような結果が出ないとすぐに辞めてしまいます。
やはり、最低でも3ヶ月、6ヶ月、1年の期間で
計画的を立て、実行し、見直し、改善する作業が必要です!
やり始めてもすぐに辞めてしまう方、
結果が出にくい方、
一度、立ち止まって改めて見てはいかがでしょうか?
中長期的視野で継続していると必ず結果が出ます!