親子の関係が改善する魔法の言葉とは!

娘から言われた衝撃の言葉

今回は、私と娘の間にあった本当の話を紹介します。

私がまだノホホーンとしてただ生きているような生活をしていた頃

小学校5年生の娘が妻に「実はパパのこと嫌い!」

と言っているという衝撃の言葉を妻から聞かされました!

その時の私は「別にいいよ!」と余裕をかましていました(苦笑)

何故、余裕をかましていたかというと

実は、対処の仕方が分からなかったんです

それと何故、私のことが嫌いなのかその理由も聴こうとしていませんでした。

しかし、メンターとの出会いで親子の関係の重要性を教えていただき

頑固だった私の考えが変わりました。

 

「嫌い」の理由とは?

それまでの私は娘に対して親から娘に伝えるだけの一方通行で

娘の気持ちを察したり、気持ちを聴いてみたりすることがありませんでした。

そんなことをしていて良い親子関係なんか築けませんよね(笑)

しかし、その頃の私はそんなこともわかりませんでした。

そして、弱冠震え気味の声を抑え、冷静を装いながら勇気を振り絞って

私のことが嫌いな理由を聴いてみました!

するとその理由は幼稚園から小学校低学年にかけての日常にあったのです。

その頃の娘はヴァイオリンとピアノそして塾に行っていました。

朝から1時間かけて幼稚園へ車で送って行き、

授業が終わると放課後に週一回ずつヴァイオリンとピアノのレッスン、

英語そして塾が週に2日とかなりハードなスケジュールをこなしていました。

そして、ヴァイオリンとピアノは年に2回発表会があります。

また、コンクールにも出場していました。

その練習を音楽のことが全く分からない私がみていました(笑)

最初の頃は「なんでも経験させてあげたい!」

ただそれだけでした。

そして、初めてのヴァイオリンの発表会で全く思うように弾けなかったことが

嫌だったようでそれまでは練習どころかヴァイオリンを持つことも嫌だった娘が

練習をするようになりました。

すると私もだんだん練習に熱が入り

ヴァイオリンの授業を全て録音し、楽譜をコピーして

先生からのコメントを書き込み家で練習するようになりました。

そして、私の思うように弾けないとだんだん厳しい言葉を

口にするようになり、

私の機嫌が悪くなり険悪なムードになるその繰り返しが続きました。

ヴァイオリンは小学校3年生の冬に辞めることになったのですが

それなりに弾けるようになっていて親としては大変満足していました。

その後は、他の先生に習うこともなく、

家で弾くこともなくという日々が続きました。

ある時、私が娘に「ヴァイオリンを弾いて!」と言いましたが

「イヤ!弾きたくない。」と返答が。

私の中では「無理にヴァイオリンを習わせて弾かせたせいなのかな?」と

軽い気持ちでそのように思っていました。

しかし、実は娘にはその頃の私が何よりも悪魔や鬼のように見えていたのです。

娘の「パパのこと嫌い!」

その理由はヴァイオリンの練習で厳しい言葉を娘に吐きつけ、

上手く弾けなかったら機嫌が悪くなるそのような行動をしていたからだったんです。

私はどのような行動をとったのか?

娘のその言葉で私は目を覚まし、当時のことを振り返り反省しました。

ちょうどその頃は、メンターより色んなことを学ばせて頂き始めた頃で

その出来事が私の心に素直に入ってきました。

そして、意を決して娘の前で

「ごめんなさい!パパのこと許してください!」

とその頃の私の思いを伝えて謝りました。

娘も突然のことでその時は複雑そうな表情でしたが、

その日から今日まで、そう言えばなんとなくあった距離感がなくなり

言いたいことも私に言ってくれるようになりました!

当たり前のことなんですが

親も間違いはすることを認めることが大切です!

そして、間違ったら素直に認め謝ることです。

 

 

まとめ・この出来事で学んだこと

この出来事で私が学んだことは、

①自分の権力(この場合は親)を使い人を操ると

 いつかその反動が来るということ。

②自分がした過ちを素直に認めること。

③本人を前に素直な気持ちで謝ること。

以上でした。

もし、私のような経験がある方でまだ解決されていない方は

素直な気持ちになって相手に対して

「ごめんなさい!」を言ってみましょう!

するときっと新しい関係が生まれてくると思います。