子供だけでなく大人の食物アレルギーの原因は?

アレルギーの検査には大きく2種類ある?

アレルギーの検査には大きく分けて2種類あります。

1つ目は一般的にクリニックなどでアレルギー検査をお願いすると

保険適用でできるアレルギー検査があります。

この検査は、IgEという即時型の抗体を調べます。

この即時型アレルギーは食べるとすぐに強い反応が起きるため

原因に気付きやすいです。

2つ目のアレルギーは、アレルギー専門のクリニックで受けることができます。

この検査は、IgGという別の抗体を調べます。

この遅延型アレルギーは、食べてから反応弱く時間がかかるため

原因に気付かずにアレルギーの原因食物を摂取し続けてしまう傾向があります。

そのため「隠れアレルギー」とも呼ばれています。

 

 

遅延型アレルギーの症状とは?

では、その遅延型アレルギーというものはどの様な症状があるのでしょうか?

例えば

喘息・下痢や便秘・鼻炎などアレルギー症状の他にも

偏頭痛・慢性蕁麻疹・消化不良・手湿疹・睡眠の質の低下・

憂鬱な気分・イライラ等

様々な慢性症状の原因になります。

私自身、この検査をするまでは約40年間慢性的な下痢と

幼い頃は小児喘息、40代に入り治っていた喘息が再発、

アトピーの様な痒みの症状を抱えていました。

また、娘も季節の変わり目になると喘息の症状が見られ、

吸入器を携帯する様になっていました。

 

どんな食べ物が反応するのか?

それではどんな食べ物が反応するか気になりますよね!

この遅延型アレルギーは気付きにくいため、

一般的に反応が出やすい食べ物は好んでよく食べている物が

多く含まれます。

そのため検査の結果を見て愕然とするケースも多くあります。

健康に良いとされる食品などでも反応が出る症例もあります。

例えば

乳製品(牛乳・ヨーグルト・チーズなど) 卵(卵黄・卵白)

牛肉 鶏肉 馬肉

魚介類(ハマグリ・あさり・牡蠣・タラ・さば・

タコ・鮭・鰯・えび・かに・いか・マグロなど)

ナッツ・豆類(アーモンド・くるみ・カシューナッツ・栗・

えんどう豆・大豆・小豆など)

穀物(大麦・デュラム小麦・ライ麦・小麦・そば・トウモロコシ・白米など)

果物(りんご・アボガド・バナナ・ブルーベリー・ぶどう・グレープフルーツなど)

野菜・海藻(アスパラガス・なす・ビート・ブロッコリー・セロリ・キャベツ

・人参・玉ねぎ・ピーマン・わかめ・寒天など)

 

普段私たちが口にするものばかりですよね!

だから、気付かないうちに幼い頃から継続的に食べてしまうんです。

そして、今も気付かないまま病院へ行っても病気ではないが

何故か調子が悪い

もしくはアレルギーの症状が続いているのです!

 

まとめ

⑴ アレルギーには、即時型アレルギーと遅延型アレルギーがある。

即時型アレルギーは、アレルギーのある食べ物を口にしたすぐに反応が出る。

遅延型アレルギーは、アレルギーのある食べ物を口にしても反応が出にくい。

 

⑵遅延型アレルギーの症状

遅延型アレルギーの症状は、喘息・下痢や便秘・アトピーの様な症状など

わかりやすいものから睡眠の質の低下・憂鬱気分になる

・イライラする・倦怠感など様々です。

⑶私たちが普段好んで食べているものが

 アレルギー反応を引き起こしていることが多い!

 

詳しくは、私の体験も踏まえてこちらで書いています。

 

深刻な下痢症状の原因は、食品アレルギーにあった!