リレーマラソンで走ることに！
窓から差し込む太陽の光。
清々しい気持ちで目が覚め、暖かくなんとも心地いい布団の中で
いつものように寝返りを打った瞬間下半身に激痛が走った。
昨日、大好きな仲間と「おおさかシティリレーマラソンin鶴見緑地」を走ったことを思い出した。
因みにリレーマラソンとは仲間でタスキを繋ぎ42.195キロ走り切るものだ。
今回はLEC（ライフエネルギーコーチング）の仲間９人で42.195キロを走ることになった。
人生の大半は運動とは縁がなかったボクだったがなんと32年振り？に走ることになった。
きっかけは？
きっかけはこの夏にLECの先生でもあり友人のタカさん(三上隆之さん)。
「マーク、この12月リレーマラソンあるんやけどどう？」って感じで
軽～く誘われて
「へ～、面白そう～やけど、ボクはちょっと（笑）・・・・」ってな具合で
最初は軽～くかわしていた。
しかし、誘われてから時間の経過とともにボク自身のなかで
そのタカさんの誘いによって色んな変化が起こり始め
とうとう参加することに！
そうなるともう何年、いや四半世紀以上も走ることから遠ざかっていた
ボクは決断した翌日から必然的に走ることになる。
練習初日
ただ、ボクにとって微かな光は
中学時代に陸上部で短距離をやっていて、
その中ではそこそこ走れて
一度だけ駅伝にも出たという実績があったこと。
そんな極めて細やかな実績に期待も込めて
ちょっと練習したら走れるようになるやろっ！
くらいの余裕を持って軽～く臨んだのだが、
練習初日、
ウォーミングアップで歩くよりやや速いスピードで数百メートル走ったところから
あれ・・・
なんか違う！
苦しい
息が上がってしまう。
カラダも鎧を身にまとっているかのように重く
脚も思うように上がらない。
ボクにとって12月8日の本番まで気が遠くなる
幸先の悪～いどんよりした後味の悪いスタートだった。
そんな初日を経験しながらも週3回くらいのペースで
ゆっくりジョギングのような感じで３キロくらいを走っていた。
トライアスロンに挑戦！
そして、11月のタカさんの家で仲間と一緒にバーベキューをしていた時にトライアスロンの話になった。
タカさんがいつもと同じ感じで微笑みながら
「1年半後の2021年5月のホノルルで開催されるトライアスロンに出るんやけどみんなどう？」
３キロ走るのが精一杯でしかも泳げないボクが
スイム１.５キロ、バイク２０キロ、ラン１０キロなんて想像もつかない。
当然のごとくボクは笑いながらスルー。
そんな中そこにいた仲間たちは意外や意外乗り気！
特にボクが尊敬するのろちゃん(野呂田直樹さん）なんかはやる気満々。
しかし、時間の経過とともにタカさんのその言葉と
仲間のエネルギーはボクの中で科学反応を引き起こしていた。
その日以来”トライアスロン”という言葉が妙に気になりだし
少しづつ心の奥底からトライアスロンに挑戦したい気持ちがふつふつと湧き出してきたのだ。
そして、のろちゃんにトライアスロンに参加することに決めたことを伝えた日から走ることが楽しくなっていた！
調子に乗って走った結果
走ることが楽しくなってきたボクは調子に乗り
順調に走る距離を5キロ、10キロと延ばしていっていた。
が
そこで問題が発生。
やはり走ることにまだ適応できていないボク膝が悲鳴を上げ始めていた。
リレーマラソン１週間前に両膝右股関節に激痛が走り、歩くだけでも辛い状態になってしまっていたのだ。
そこで、ボクはカラダと相談することにしてみた。
ボク「ところで、どうしたい？」と訊いてみたところ
カラダ「ちょっと休みたい！」という声が返ってきたので、
本番当日までは走ることをやめてカラダを休めることにした。
そして、膝への負担を少しでも減らすためにランニングシューズを買い替え、リハビリに専念。
リレーマラソン当日
遂に大会当日。
新しいランニングシューズと特に痛かった右膝にサポーターをつけて臨んだ。
今回はボクだけでなく妻も応援に来てくれてなによりも心強かった。
現地で仲間と合流し、みんなで本番前にコースをゆっくりと走り
カラダの状態を確認していると思った以上に走れた。
さあ、アップも終わり
スタート前までカラダを温めながら筋肉をほぐそうと思いきや
なぜか突然キャッチボールが始まる。
やっぱりこのメンバーはオモロイ！
とことん今を楽しむ。
少年野球をしていた頃（34年ぶり？）以来のキャッチボール。
のろちゃんとキャッチボールを始めその頃を思い出していた。
そんなのろちゃんも１週間前に肉離れをして満身創痍の状態だったが
驚異的な回復力で今回の本番に間に合った！
そして、第一走者ののろちゃんがスタートラインに立ち、
スタートの号砲とともに堰を切ったよう一斉に走り出すとボクの気持ちも最高潮になり
陸上部だった中学時代あの頃にフラッシュバック。
入念に自分のカラダを温め自分の出番に備えつつも
仲間の走る姿が見たくて携帯片手に応援。
ついに自分の出番が回ってくる。
そして、タスキを受け勢いよく走り始めた。
思った以上に気持ちよく走れる自分が嬉しくて
ついついオーバーペースになりそうになりながらも
今自分にできる最大限の走りをしてほぼ予定通りのタイムで1回目は終了。
2回目も寒さとインターバルの長さで走り始めこそ動きは良くなかったが
ほぼ予定通りのタイムで走ることが出来た。
タスキを繋ぐと言うこと
今回は最年長のタカさんがチーム『スピリチュアル自由人』の大黒柱でチームを引っ張ってくれて
のろちゃん、りょうさん、山ちゃん、しんちゃん、めぐみん、もっちー、そして3回走ってくれた大ちゃんと
個性豊かな大好きな仲間とタスキを繋ぎ走ることができめちゃくちゃ楽しかった！
何よりも感じたことは
寒い中温かく心強い応援をしてくれた妻の佳代さん(Kayo Onoda)と
来月出産を控えたのろちゃんの奥様りささん(野呂田りささん)
そして、今回リレーマラソンの準備をしてくれて
自身も参加するはずだったけどできなかったタカさんの奥様ちかさん
みんなの想いがタスキを繋いでいくことでより強い絆となっていき、
想いがひとつになったような気がする。
こんな素晴らしい機会を作ってくれたタカさん本当にありがとう！
そして、大好きな仲間にありがとう！
後日、今回の出来事がLECでシンクロし始めることに！
