三浦春馬さんの自殺報道で思ったこと

ボクがニュースなどの話題について書くことは今回が初めてだ。ふと、「今思ったことを書いてみたい」と思ったので書いてみた。ボクはテレビを観ないので芸能人の方の名前をあまり知らない。でも、三浦春馬さんは知っていた。

 

ずいぶん前だけど「永遠のゼロ」という映画で観た。この限られた作品でボクの記憶に残っているので相当印象的だったのでしょう。ということは、数多くの作品に出演されているので日本中、いや世界中の多くの人の記憶に残っているはずだ。だからこの自殺報道はかなりの人が衝撃を受け、影響を受けているに違いない。

 

そこで思ったことがある。「何故、こんなにカッコ良く、才能もあり、恐らく経済的にもそんなに不自由していないはずの人が30歳という若さで死を選択したのか?」ということ。ボクたちはどうしても今挙げたような疑問を抱く。

 

そこに出てくるのは容姿が良い才能がある経済的に豊か、有名人などの比較だ。ボクたちは生まれてきた赤ちゃんの時は何もできない。両親をはじめ周りの人は泣くだけ、オシッコやウンチをするだけども喜んでくれる。

 

でも、いつしか何かをできないと喜んでもらえない時が次第にやってくる。そこから始まる目に見えない誰かとの比較の人生。家庭環境、容姿、学校の成績、運動能力、学歴、就職先、年収などボク自身つい最近まで、いやまだ完全には抜け切れていないがこの世界で生きていた。

 

この世界にはゴールがない。誰かに勝ったとしても誰かが負ける。しかも敗者が圧倒的に多くなる。勝ってもまた次の目標やライバルが現れる。また、手にしたものが大きくなり増えて来ると

 

影響力も増えるし失う恐れも出て来る。ボクはこの世界を否定しているのではない。望んでその世界を楽しんでいる人は良いのだ。でも、知らず知らずその世界に引き込まれて希望が見えず苦しんでいる人は是非、一度立ち止まって考えてみて欲しい。

 

誰かではなく、自分にとっての幸せについてを最終的に三浦春馬さんが死を選択した本当の理由は誰にも解らない。けれど、何かを得たから幸せになるという幻想を抱いているといつまでたってもその幸せは来ないのかもしれない。

 

では、「どうしたら良いの?」と思うだろう。

 

何も考えず無意識にやっている自分の中の当たり前を疑ってみること。常識的にみんながやっているから普通はこれが出てきた時に「それってホント?」って自分に質問してみる。「私はどうしたいの?」って聞いてあげてみる。慣れるまで最初の頃はなかなか返答がないかも知れない。でも、次第に答えてくれるようになる。

 

「今、私は何が食べたい?」「今、一番したいことは何?」「この友達のお誘いに生きたい?」などなど誰かに話しかけるように、あなた自身に話しかけてあげてみる。

 

もうひとつ、誰かのようにならなくても良い。今のあなたのままでいい。あなたの中にはまだ気づいていないあなたがたくさん存在する。それを探すために先ほど書いたあなた自身と会話するんだ。きっとびっくりするようなあなたが見つかるはず!

 

そして、今自分がやりたいと思うこと、面白そうと思うこと、楽しそうと思うことをやってください。今のボクは「やるべき」「やらないといけない」を卒業して、「やりたいからやる」「面白そうだからやる」「楽しそうだからやる」を選択の判断基準にしている。すると自分を偽らず素直に生きれて気持ちがいい。最初は難しいと思うけれども徐々にシフトしていくという感じでいい。

 

まとまりが悪いけど今日はここでおしまいです。

 

最後に、「あなたの幸せは何ですか?」

 

長い文章を最後まで読んでくれてありがとう!