ボクにとって今年に入ってから特に時間の感覚が変わり、数ヶ月前のことが何年のことのように思える。数年前まで人生を消化試合のように過ごしていたボクが『今日』に至るまでにたくさんの人と出逢い、たくさんの出来事があった。これはボクだけではなく、みんなも同じはず。今年はその人や出来事、そして、それに伴うボクの感情にスポットライトが当った年だった。
ボクたちは、みんな目的を持ってこの世に生まれてくる。しかも、生まれてくる前に人生の青写真を作ってくる。お父さん、お母さん、兄弟姉妹、出逢う人までも自分で選んでくる。でも、ほとんどの人が生まれるとその記憶にアクセスできなくなってしまう。本来知っていて辿り着くはずの目的地が目の前を霧で覆われしまい、手探りで歩むような感じになるのだ。
この霧に当たるのが自分以外の声である。他の言葉で言うと常識や他人の意見などである。最初に家庭内でそれを身に着ける。両親の影響が大きい。そして、学校の先生や友達、社会に出て出逢う人から影響を受ける。でも、最初に書いたようにその出逢う人もボクたち自身が選んできている。「まさか!」と思う人まで。
目の前が霧に覆われた道を歩むためのひとつの道しるべとなるのが感情である。感情が動いてしまう人、過剰に反応してしまう言葉、感情が動く出来事など。ここでいう感情とは特にネガティブに捉えてしまうもの。その感情の裏側にボクたちの欲しいものがある。その欲しいものを手に入れていくとさっきまであった目の前の霧が少しずつ無くなっていき、視界がクリアになり歩きやすくなってくる。それを繰り返していくと生まれてくる前にボクたちが決めてきた目的地に少しずつ近づいて行く。
この「目的を知り」それを「どうやって表現していくか?」が目的地であり人生なのである。
今年はその感情と向き合い「何故、生まれてきたのか?」その目的を知ることができたボクにとって記念すべき年だった。2021年は、それを表現していく年。しかも丑年で年男!
あなたの探している答えは、「全てあなたの中にある!」。そして、人生をかけてあなたの中に”あるもの”を見つけていく!
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