以前のボクはボクが存在するためには「何かしないといけない」と思っていた。「何かしないと」「何かできない」と存在価値がないと信じていた。だから、予定がない日に昼まで寝ていたり、昼寝をしたり、家のことを何もしない自分に罪悪感があった。
また、SNSなどで頻繁に発信したり、売上を増やし事業を拡大させたり出版したりして世間的に何かをやっていたほうがいい。何もしないでいる自分が嫌だった。それは、ボクではない何者かになろうと思っていたのだ!
そんなボクは目の前の人にも何かを求めてしまっていた。娘にも勉強や掃除や家事の手伝いをやらずに休みの日にゴロゴロしていることが耐えられなかった。この時のボクは、完全に外側の世界に翻弄されていた。
あなたも一度は耳にしたことがあるかも知れませんが自分の目の前の世界は自分の内側の投影であるということを。目の前の世界が慌ただしく、何か違うと感じる人や出来事が起こるということは自分の内側がそんな状態なのです。
ボク自身そんな経験を40年あまりして来て言えることがあります。「あなたはただ、いるだけでいい」うちの猫ちゃんは、食べて・飲んで・はしゃいで・寝る。構って欲しい時だけ話しかけて来る。「なんてわがままなんだ!」でも、たまらなくカワイイくて愛おしい。
猫ちゃんは猫ちゃん以外の何かになろうとしません。っていうか、そんな発想がない!自分が何者かになろうとするのは人間特有のもの。ボクたちは、大人になるためにたくさんの常識を身につけて来た。それは時に自分が本当にやりたいことも我慢して。
「自分がやりたいことを好きなようにやること」が時にはわがままと捕らえられてしまう。それを恐れて周囲を意識し出し、いつの間にか周囲に同調してしまう。
昨日、ボクの大切な仲間と2ヶ月ぶりにあった。二人はLEC(ライフエネルギーコーチング)の仲間だ!LECを学ぶ前の姿もお互いに知っている。一年余りが経ち、三人とも本当にやりたいことやりたいようにやっている。
だからボクの目の前にいた二人も生き生きをしていて輝いていた!会って話すことが「こんなにワクワク楽しいもんなんだ!」って知った。何か特別なことをやることが全てではなく、小さなことでも「本当にやりたいことをやりたいようにやる」ことの積み重ねがボクたちの人生を豊かにすることを体感している。
何者かになろうとするのではなく、あなたはあなたのままでいい。何もしたくないときは、何もしない。何かやりたいことがあったら、好きなようにやってみる。最初は怖いかも知れないけれどそうやっているとだんだんあなたの目の前の世界が変わって来る!
最後に
「あなたは今何がしたいですか?」
今日も最後まで読んでくれてありがとう!