自分の好きなことは何か?
「あなたの好きなことはなんですか?」「今あなたがやりたいことはなんですか?」と質問されてすぐに答えられなくて、モヤモヤした気持ちになったり、嫌な気持ちになったり、自己嫌悪に陥ってしまったことはありませんか?日常から自分の好きなことやりたいことを意識したり、実際に好きなことをやっていないとなかなかすぐには答えることができません。
そして、好きなこと、ワクワクすることを見つけるために、自分が本当に望んでいるものを見つけるためにいろんな本を読んだり、セミナーに行ったりします。
そんな私自身も40年間、自分の好きなこと、ワクワクすることを意識せずに生きてきました。したがいまして「趣味はなんですか?」「今一番やりたいことはなんですか?」と質問されると「え~っと」と言いながら次の言葉が出てこない自分に嫌悪感を抱いていました。
そして、メンターに出会い学び成長することへの喜びを体験しました。本を読んだりセミナーに行ったりすることで、好きなことをして生きている方と出逢うことができました。その中でも一番の衝撃的だったのはベストセラー作家の鳥居祐一さんでした!「こんな人生があるんだ!」と新しい世界を見ることができ、人生観が変わりました。「好きなことを仕事にしながら生きるって何て素晴らしいんだろう!」と思いました。
では、どうしたら好きなこと、ワクワクすることを見つけることができるのでしょうか?
自分の嫌いなことは何か?
では自分の好きなこと、ワクワクすることを探すにはどうしたらいいのか?
みなさんが思うよりも簡単で身近なところから始めることができるんです。
私たち人間は、好きなことを探すよりも嫌いなことを探す方が得意なのです!自分の嫌いな食べ物、色、場所、人など探せばたくさん見つかりますよね。ただ、私自身を思い返すと幼い頃から「嫌い!」を前面に出すことを良くないとされた環境で育ってきたことが原因で「嫌い!」など嫌な感情をできるだけ押さえていました。しかし、「嫌い、イヤだ」という感情は私たちにとって非常に大切な感情で、この感情に意識を向けないと自分の「好きなこと」「嫌なこと」の区別ができなくなったり、嫌なことを我慢することが習慣になり身体にストレスを与え病気になったりします。
まずは嫌な場面に遭遇した時に「自分は嫌だ!」と感じていることに気付くことから始めます。この「嫌い、イヤ」の反対側に「好き」があるのです。
自分の好きなことを知るために嫌いなことがある。
では何故、嫌な人、嫌な出来事など嫌い・イヤに遭遇するか?
その理由は、自分の好きなこと、本当の望みを知るためなのです。
私の場合は、満員電車に乗ること、決まった場所に通勤すること、大勢の人ごみの中にいること、時間に追われること、値段を気にして買い物をすることなどでした。するとその反対が私の好きなことなんです。自分の好きな車に乗って好きな音楽を聴きながら移動すること、場所にとらわれず仕事ができること、落ち着いた場所にいること、アポイントをたくさん入れないこと、経済的にゆとりを持つことでした。まずは今自分ができることから始めます。
この法則を知っていると嫌な場面に遭遇すると違う意味でワクワクしてきます。
嫌なことに遭遇したらどうしたらいいの?
最初は嫌な場面に遭遇すると嫌な感情になりその後もその感情を引きずってしまいがちですが、その時に「どうだったら楽しく、ワクワクするのだろう?」と考えてみるのです。すると何もない時に「楽しいこと、ワクワクすること」を考えるよりも効果的に自分が本当に望んでいるものが見えてきます。
まだ、自分の本当の望み、好きなこと、ワクワクを見つけられない方は、日常で嫌な場面に遭遇した時はチャンスだと思い、ぜひ試してみて下さい!